仕事や職場に関連した心の病気(うつ病)、パニック障害や神経症に属する病気だけでなく、痴呆、てんかんに関する相談や治療を行っています。

HOME > リワークプログラム [ 当院の目指す復職支援とは ]

当院の目指す
復職支援とは
リワークプログラムに
関するデータと体験談
ご利用の流れ
リワーク・スクール
リワーク・カレッジ®
サポート・カレッジ
(ご家族向け勉強会)
土曜フォローアップ
認知行動療法(CBT)
実践

当院の目指す復職支援とは

休職している方へ

現在うつ病(うつ状態を含む)などの心の病によって1ヶ月以上休業している人が66.8%の企業に存在しているといわれています。
厚生労働省は2004年に「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」を発表し、具体的な復職支援の方法を示しています。
また、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの新しい抗うつ薬の開発により薬物療法は大きく進歩を遂げ、服薬と休養を十分に取ることで体力の回復と精神症状の改善が十分見込めるようになってきています。
しかし「休職」という方法を選択されない方も多く見受けられ、仕事を続けて症状を悪化させてしまうという現状があります。
この意味で、休職している方は適切な判断を下したといえます。休職中に十分な休養を取り、体調の回復・改善に努めましょう。

復職だけでなく再休職予防

薬物療法の進歩とうつ病に対して休養が重要であるとの認識が広がった昨今、休職した方の精神症状の改善と体力の回復を待って復職すること自体は、それほど困難でなくなっています。
現在問題となっているのは、復職しても再休職してしまう方が多いことです。休職・復職を繰り返すことは、自信を失うだけでなく、家族や同僚にも失望感が広まり、病状に負の影響を与えるといった悪循環も生じさせます。何故、症状が改善して復職したのに再休職に至るのでしょうか?
その理由は復職可能と診断する根拠と基準にギャップがあることです。主治医が復職が可能かどうかを診断する根拠は、主に患者さんからの自己申告による報告ですが、復職を焦るあまり申告が実態とかけ離れたものとなる場合も少なくないのです。
また、精神科医は精神症状の改善を認めると復職可能と判断しますが、企業の求める復職可能の基準は就労に耐えうるレベルです。この間に大きなギャップが生じる結果、就労のレベルにまで病状が良く回復していないと再休職に至るのです。
さらに、うつ病になりやすい人はまじめ・仕事熱心で、(1)人に頼まれると断れない、(2)人に仕事を頼めない、(3)何か問題が生じると自分を責める、といった思考・行動の特徴があります。
うつ病の症状が改善しても、この対人関係パターンが変わらないまま職場に戻れば、症状の再燃は免れようがないのです。

当院が目指す復職および再休職予防支援:リワークプログラム/復職支援マネジメントプログラム(RAMP-T)

安全に復職できるかを確認する手立てがこれまでは全くありませんでした。
現在当院で実施している『リワーク・カレッジ®』(2005年開始、日本初のうつ病を対象とした終日型リワークプログラム)や『リワーク・スクール』(2007年開始)では、休職された方に対し多職種のスタッフが関わることにより、復職可能と判断できる根拠を作っていきます。
さらに、うつ病になりやすい人の対人関係パターンの変化を促すようなプログラムも用意しています。
また、『リワーク・カレッジ®』・『リワーク・スクール』を終了して復職した方々を対象として『集団認知行動療法(CBGT)』(希望者のみ)を実施し、再休職を予防することを目指しています。
さらに、『リワーク・カレッジ®』や『リワーク・スクール』に通う方々のご家族を支援する『サポート・カレッジ』も開催しています。
このような復職および再休職予防支援の仕組みを私たちは復職支援マネジメントプログラム(RAMP-T)と名づけています。