お薬について
最近のうつ病は昔と比べて症状が軽くなったといわれており「軽症うつ病」ともいわれます。しかし、症状が軽くなった一方で長い間病気であると気づかず受診までの時間が経過し慢性化している場合も多く、十分な治療をしないと再発が多いといわれています。そのようなことから、薬は治療を開始して少なくとも半年から1年は続けるべきであると考えています。 また、パニック障害では実際のパニック発作が起こらなくなっても発作が起こるのではないかという「予期不安」がなくならないと、発作からはなかなか離れられません。「予期不安」が完全になくなり、薬を飲み忘れても発作も「予期不安」も起こらない状態まで改善させることが必要です。
多くの心の病気にお薬がかなり有効です。脳の中には脳細胞が情報の伝達の上で重要な役割を果たしますが、その情報伝達の一部としてドパミンやセロトニンなどという物質が重要な役割をします。 それらの物質を神経伝達物質といいますが、薬は神経伝達物質の調整に働いて情報伝達をスムーズにし、病気の症状を軽快させるとともにその方の環境に適応する能力を引き出します。 そして気分が改善されるとともに環境への適応能力が発揮され、病気を乗り越えることができるようになるのです。 心の病気の原因はまだまだ解明されていませんが、症状を改善させる薬は見つかっており、薬の作用から病気の原因が推定されたりします。 使用するお薬としては精神安定剤や睡眠導入剤、抗うつ剤などです。「安定剤は作用が強い」、「いちど飲み始めると止められない」とよく言われる方がいますが、経験のある医師の元で使用すれば安全です。当クリニックでは治療にご協力いただけるよう薬の作用と副作用、またご不明な点に関するご説明も十分にいたしますのでご安心下さい。
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【メディカルケア虎ノ門】 - 心療内科、精神科、神経科 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目2−11 交洋ビル3階 TEL: 03-5510-3898